信州温泉倶楽部 #3

冬の気配が濃くなり、挨拶は「タイヤ変えた?」が定番となって参りました。「あっつ〜い温泉に入りたい」と、この度は熱い風呂しかない渋温泉へ行って参りました。

渋温泉といえば、宿泊すると楽しめる外湯めぐりが有名ですね。渋に泊まらないと外湯は利用できないのですが、九番湯 大湯だけは有料で日帰り入浴もできます。
今回初めて日帰りで渋大湯に訪問してみました。駐車場で500円の入浴券を購入できます。入浴券の半券はポストカードとして使える使用となっています。
せっかくなので温泉街をちょっと歩いてみると、平日の10時過ぎだったのですが、観光客も業者もほとんど居ないのです。いつも賑やかな渋が閑散としています。
一通り歩き回ってから大湯の向かいの旅館に声をかけて鍵を開けてもらいます。お客さんの居ない時間帯なので休憩してるかな〜と思ったんですが、「あったまるいいお湯だよ〜」と優しく案内していただきました。
宿泊して外湯めぐりをすると、お客さんがたくさんいて中々貸切状態にはならないのですが、訪問時は誰も入っていませんでした。
お湯の温度は高めで緑っぽい茶褐色(表現しづらい色ですが、失礼ながらドブ川のような色です。でも超いいお湯です‼︎)。香りは金物臭がして、体の芯から温まるTHE温泉という印象。以前来た時はす〜ごく熱かった気がするのですが、この日は水を足さなくても入れました。一応浴槽の真ん中に仕切りがあって高温・低温で別れていますが、そんなに熱さに違いはありませんでした。
天井の換気穴から外へ声が筒抜けなので変なこと言わないように気を付けましょう。外の声も浴室内までよく聞こえます。
ちなみに、大湯にはサウナ室が付いているのですが、暗くて怪しくて怖いので入ったことはありません。次行ったらチャレンジしてみようと思います。

大正時代の渋大湯(入浴券の半券のポストカードより)

今回、写真を撮り忘れてしまいました…。申し訳ありません。代わりに入浴券についていた「大正時代の渋大湯」の写真の写真を貼らせていただきました。写真の旧大湯の建物は現在は長野市のすき亭さんに移設されています。建築の歴史に興味のある方は見学してみても面白いんじゃないでしょうか。

施設情報

渋大湯

〒381-0401 長野県下高井郡下高井郡山ノ内町平穏2215
日帰り入浴:9:00〜18:00
料金:500円(渋温泉旅館組合事務所または渋温泉駐車場で入浴券を購入できます)
源泉掛け流し・加温加水なし
洗髪禁止

2022年11月時点の情報です。

それではみなさま、信州の温泉をお楽しみください。

この記事を書いた人

AKEMI NAGAMINE