次のも

作り続けております。

誰かが作ってくれてその人や物を崇拝して行くのもいいのかもしれませんが、昔から気質に合いませんでした。
例えばファッションの展示会でデザイナーさんとか、芸能人が居ても、わーっ!ってならないです。
そのプロダクト、と言いますか物は好きですが、そのブランドさんの言いなりやお店の発信が出来ないものは好きでなかったんですね。
なのでブランドさんから送られてくるofficialの写真とかマジで嫌いでした。ひん曲がってるんかもしれないんですが、そこに自分たちの何かが無いのが納得いかなかったんですね。

昔あるブランドさんがめちゃくちゃ売れて、人が変わったように前髪書き上げて、まぁそこに座ってよ宮津さん。僕らはもうそんなローカルで身内ノリな事したくないんだよね。わかる?
黙って俺たちのいう通りにやれよバリだったので、俺はあなたのブランドをやっているんじゃなくて店をやっているんだからそこは勘違いしないでよ、俺はそういうブランドさんはコマとしか思ってませんよ。と言ったらバチバチになってしまいました。(そりゃそうだ)

今はそんな事言いません 爆

今になれば、大小関係なくやっぱり店をしっかり見にきてくれてて、情報交換しながらタッグを組んで取り組んでいる人たちと、熱盛な商品を作って、買っていただくという事を愚直にジリジリやっていたら、おのずとそうなってきた、という感じです。
それは時代もありますから、話した事もないデザイナーさんの有名なブランドを扱っている、というアドバンテージがある時代は良かったですが、今はそういうデザイナーさんのブランドさんもECで直接お客さんに販売する時代。
そんな時代に卸売してるけど直接ECやモールでも販売するだなんてそんなムシのいい話、あるわけがないです。

というわけでそれぞれの超一流職人と、ウチのプロデザイナー、そしてギチギチのローカルショップで相変わらず作り続けております。
18年くらい続けているDJイベント、7年続けているフットサル、20年になる仕事、それからデザイン、コーヒー。

自力でしか出来ない仕事がいよいよ増えてきました。
COVID19には大変な思いをさせられていますが、ジリジリといきたいと思います。

この記事を書いた人

RYO MIYATSU

宮津 亮【株式会社AFTERS代表】中野市出身・在住。2000年より長野市の有限会社World Wideにてメンズ、レディースセレクトショップに勤務。2016年11月に独立、AFTERS STOREを開業。ショップの運営、オリジナルブランドAFTERS®️のディレクションを手掛ける。