音楽と洋服その49

12月中旬で、今年は雪が多いから!と皆が毎年言いますが春になると今年も雪が少なかったねぇ、温暖化だね。
という会話をし続けてもう10数年、洋服屋さん達はアウターをゴリゴリ仕込んでいく時代は続きますが1年前、半年前に発注しなくてはなりません。でも私は今、こんな12月に薄い生地の洋服を作って販売しています。

一年中着れる服のほうがお客さんにお勧めしたいですもん。どうしても寒くなったら爆安になったアウター買えますしね、どこでも。
また氷河期みたいな寒い時代がやってくるかも知れませんが、今は暖かいのなら、自社工場のあるAFTERS®︎は全力で対応します。

こういう気温とかのジャンルでは、可愛い女の子が可愛く着ようが、かっこいい男の子がかっこよく着ようがいらねぇもんはいらねぇ、です。
ファッションはとても安い値段で買って、自分じゃないくらい加工したり顔隠したりして、誰にもバレないようにしたいけど自己顕示欲高いからUPするというキモいジャンルになっていくとすると、ダサいなー 夢がないなぁとがっかりしますが、唯一今でも私が震えるのは、国内国外問わず、「かっこいい」という感覚的なものを共有していてそれに向かって挑戦している人が来てる服、みたいな。
めんどくさいですね。それファッションか?
でも、43歳になって未だ仲間と夢を終える人生なんて最高ですよ。朝8時から17時までデスクに座っていることができない人種の人間達が好きな事で生きていくというのは、きっと過酷ですよね。と言われますし自分でもそう思いますが、先週も今日も、仲間と「今度こんな事できるよ」「こういうの作れるようになるかもよ」という会話をすると、もうキラキラしちゃうっす
私も色々迷いながら生きてますが、そういう瞬間に自己で再確認!そういう仲間とかっこいいもの作って、それをまとって生きていたいもんです。
そして今日はこのマリージュ加工したオレンジステッチHINOKI PANTSを洗う日。いやーたまんね 楽しみ

この記事を書いた人

RYO MIYATSU

宮津 亮【株式会社AFTERS代表】中野市出身・在住。2000年より長野市の有限会社World Wideにてメンズ、レディースセレクトショップに勤務。2016年11月に独立、AFTERS STOREを開業。ショップの運営、オリジナルブランドAFTERS®️のディレクションを手掛ける。