令和

令和になる瞬間、何してました?という会話が結構この数日店頭であり、寝てたという方が圧倒的に多かったAFTERS界隈。
皆様はいかがでしたでしょうか。僕は風呂に入っていました。
カウントダウンとか平成最後のとか沢山ワードが出てましたが、特に何も変わらず普通に過ごしていただけでした。個人としてはこの令和が終わるか、また新しい元号になるかな〜くらいで一生を終えそうだなぁと思っています。

皆さんのお仕事の世界でも、ここ数年で様々な技術革新やIT、AIなどの話題が多く上がり「えらく変わったなぁ」と思われる方々もきっと多いのでしょうけど、これしかやって来ていない僕にとっても、思い起こせば平成の間で色々変わったかなぁと感じます。
一番大きいのはwebでしょうか。一つの商品を検索すれば相当な数の購入経路が存在し、正規品であったり並行であったりそして中古であったり。
さらに驚くべき価格で手に入るオシャレと、店員よりオシャレな一般人の方。
そしてアパレルブランドでなくても、芸能人、飲食店、そして個人がブランドをやる時代。ここまで思い出しただけで、うわ、そりゃ店なんてできなくなるな!と普通に思いますね。しかもお客さんも、友達も、みんな「洋服屋さんて大変でしょ今」って心配してくれます。
大変と言われれば大変なんですが、きっと技術革新が起きる前のままいたら大変になるしかないですよね。
今あげた項目、全ては技術革新におけるものですよね。誰でも手に入って、誰でも作れるようになって、めちゃくちゃ安くて、というのは全てテクノロジーの進化におけるものだからです。
もうこうなるのは何年も前からわかってたんで、じゃあ僕らは何ができんのかと模索しながらやっていた訳でございますが、お店に立ってお客さんと対面するこのアナログなスタイルだけが取り残されている訳です。
しかしながらそこには技術革新や情報を掘るだけでは絶対に届きやしない感性が存在していまして、今だにそういう感性をお持ちの70代のお客さんや、初めて来てくださってAFTERSの服を買ってくださる方と向き合うと感じます。こればっかりはこういう媒体にテキストで書こうと思ってもかけないし、お店でお客さんと話してもうまく言えないし、対面したもの同士が感じるところです。(じゃあ書こうとするな、とも思うんですが 笑)
AFTERSとしてここ数年トライし続けたことが少しづつ肌で感じる部分もこの数ヶ月、とても多かったです。
また面白いお店を続けられるように色々準備です。これから夏だけど、秋冬と来年の令和2年の事を考えています。
でもそれは、シーズンで割る洋服屋のルーティーンではないです。
そういう事なんだなあと感じています。

今日は営業後に地元で集まり。
割とおじさんなので頻繁に集まらなくなりましたが、その分楽しみでもありますね。HANGOVERしないようにしたいと思います 笑
明日もご来店お待ちしております。





この記事を書いた人

RYO MIYATSU

宮津 亮【株式会社AFTERS代表】中野市出身・在住。2000年より長野市の有限会社World Wideにてメンズ、レディースセレクトショップに勤務。2016年11月に独立、AFTERS STOREを開業。ショップの運営、オリジナルブランドAFTERS®️のディレクションを手掛ける。