善光寺御開帳の夜

4月3日から始まった善光寺御開帳。御開帳ってよく聞くけれど、実は何をやってるのか知らないかも?という長野県民の方も多いのではないでしょうか。今日はそんな知ってるようでよく知らない地元の一大イベント、御開帳の情報をまとめてみました!県外の方はもちろん、長野の皆様もこの機会に是非善光寺に行ってみましょう。

善光寺と御開帳をおさらい

642年創建、1400年の歴史を持つ善光寺は日本で唯一の無宗派のお寺です。そして仏閣の女人禁制が当たり前だった時代から女性の参拝ができたことでも有名な、宗派や性別を問わず全ての人に開かれたお寺なんです。AFTERSのモチーフの一つになっている牛は「牛にひかれて善光寺参り」の布引伝説から引用させていただきました(このお話はまたどこかで)。国宝に指定されている本堂は木造文化財としては実は東日本最大の建造物。初めて見る方はその大きさにびっくりするはず!

本尊の阿弥陀三尊像は人の目に触れてはいけない秘仏とされていて、この本尊の代わりとなる前立本尊(まえだちほんぞん)を公開するのが7年に一度の御開帳です。本堂前に立てられた巨大な回向柱(えこうばしら)は前立本尊と糸で結ばれており、柱を触ることで本来は触ることのできない前立本尊に間接的に触ることができるという訳です。あの柱は言わばご本尊の代わりの代わりだったのです!(ちょっとややこしい)
ちなみにこの回向柱、江戸時代以降は松代から寄進されているそうです。役目の終わった歴代の回向柱は善光寺境内の一画で見ることができます。

平日の夜20時頃撮影。人もまばらで快適でした。

今年の御開帳は夜も楽しめる!

今年の御開帳は感染症予防対策として様々な工夫がされています。その一環として夜9時まで回向柱がライトアップされており、これがとても良い雰囲気!仲見世通通りには赤い提灯が灯され、昼間の善光寺とはまた違った表情を見せてくれます。

その他にも混雑対策として混雑予想カレンダーや境内のライブカメラなどが公式サイトにアップされているので、なるべく人混みを避けたい!と言う方は是非チェックしてから参拝しましょう。混雑予想カレンダーを確認すると4月と6月の平日がおすすめのようです。本堂に入れるのは17時までなのですが、境内を散策するだけなら夕方〜夜のライトアップの時間も空いていておすすめですよ。

そして善光寺周辺には昨年リニューアルしたばかりの長野県立美術館や、城山公園の桜並木(今週末が見頃です!)、城山動物園(無料)など徒歩圏内に見どころが沢山!表参道にあたる長野中央通りでは御開帳期間中の土日祝日に「日本一の門前町大縁日」なるイベントも開催しています。最近はカフェなども増え、ますます楽しいエリアになってきている善光寺周辺をこの機会に散策してみてはいかがでしょうか?

御開帳情報まとめ

開催期間:2022年4月3日〜6月29日
回向柱ライトアップ:期間中18時~21時
善光寺御開帳2022日本一の門前町大縁日:期間中の土日祝日に長野中央通りにて開催
善光寺御開帳公式サイト

御開帳へ行くならAFTERS STOREにも行こう!

そして善光寺御開帳へ行くなら我らがAFTERS STOREにも是非お立ち寄り下さい!
長野インターから善光寺への直線上の中間地点にある当店は、行きでも帰りでも一休みするのに最適な立地です。長野インターから善光寺方面に車で10分、左手にある大きな「COFFEE」の看板が目印です。美味しいコーヒーと焼き菓子、メンズ・レディース・キッズの洋服と雑貨などを取り揃えています。オリジナルブランドAFTERSは当店でしか買えませんので、長野のお土産として喜ばれること間違いなし。定休日の木曜以外は11時〜20時まで通しで営業中です。皆様のご来店お待ちしております!

この記事を書いた人

NAOHIRO MATSUMOTO

松本 直大【AFTERS DESIGNデザイナー】東京都出身、飯綱町育ち、長野市在住。2005年有限会社World Wideに入社。2016年AFTERS STORE立ち上げに参加。Mac、Nikonユーザー。趣味はフットサル、登山、温泉巡り。DJ booknoid レギュラーイベント ALLEGED@LA PRIMO偶数月第三土曜 / ZEST@LA PRIMO奇数月第三日曜