回想

2016年から最初は読み方すら知らなかった下氷鉋(シモヒガノ)に松モッティとAFTERSをOPENしてから4年目。
生まれてこのかた無かった水害や、生まれてこのかた無かった雪の降らない長野。さらには新型ウイルスのバイオハザードと何かと話題の多い昨今です。

紅白も過去最低の視聴率、年賀状も出さない、「お正月って気がしないね!」とみなさんが言ってました。
いつもより変わるのがちょっと多いんでしょうね、でも物質的な部分より、大きく変化したのは価値観だったような気がします。

AFTERSをスタートした当初から、あんな場所で洋服屋なんて、、、イかれてる!と言われたAFTERS、しかし当初から時間をフルに活用するために郊外へ出て、自分達に出来る事を仕事につなげていくために考えた結果でした。
手が空いてる時間に手を動かす環境を作ればいいと思ってました。

そんなスタートから当時の顧客様も面白がってくださり、どうにかこうにかギリギリやってきて、当時は自分のやりたい事を全開でやり続けていました。服も作るしスケートしたりイベントしたり音楽作ったりなど。
その活動の根本に[AFTERS]というものがありながら。

そして仲間が増えたりお店も2つになり、コーヒースタンド併設、AFTERS DESIGN事務所になりました。

回想するとスタートから必死にやってきている中、日々AFTERSは成長を重ね、新しい方々にも少し知って頂くようになっていました。そうなって初めて、自分個人のパフォーマンスのみで1つのお店をやっていく事とAFTERSとしてやるべき事の違いを見極める時がきたと感じ、色々考えました。

しかしながら20年近く染み付いたこの服屋の習慣をシフトしていくのは自分の中だけなんですがかなり大変でした。しかしこの2020で徐々に転換できそうですね。

歳を重ねていつか1人になり、地元中野でゆっくりやるか〜 とは全く考えませんし、そうはなりたくありません。信頼のおける仲間とサヴァイブしたいと強く思います。

というわけで、2月にもなりましたし少し店内が変わって行きます。

よりAFTERSらしい、というか、AFTERSならではの展開を、また皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。

また近日色々お知らせいたしますのでどうぞよろしくお願いします〜

この記事を書いた人

RYO MIYATSU

宮津 亮【株式会社AFTERS代表】中野市出身・在住。2000年より長野市の有限会社World Wideにてメンズ、レディースセレクトショップに勤務。2016年11月に独立、AFTERS STOREを開業。ショップの運営、オリジナルブランドAFTERS®️のディレクションを手掛ける。